代表挨拶/経営理念

ニシナ百貨店の”現在”と”未来”。代表取締役社長 仁科 正己

代表取締役社長 仁科 正己

100年以上の歴史を持つ、
県内屈指のスーパーマーケット

明治33年、初代仁科喜惣治が創業した万(よろず)屋「浜中屋」が、当店の出発点です。以来大正、昭和、平成と時を経て、倉敷・岡山を中心とする県南地域に26店舗のスーパーマーケットと4店舗の専門店を持つ、県下有数のチェーンストアに成長しました。しかし、ここ数年の経済変化により、流通業界は大きく変わってきました。「価格破壊」がキーワードとなり、新しい形態の店舗が次々に誕生している中、地域の生活に根ざしたローカルチェーン店として当社のすべきことをはっきりさせる必要が生じてきました。

いままで「県南でしっかりした基盤のあるニシナ」として地域社会に溶け込んでいましたが、どんどんと参入してくる県外資本の企業や大型店との競争激化に耐えうるよう、これから「新しいニシナ」を考えていかなければなりません。

毎日の食卓を通してより快適な生活を提案

ローカルスーパーマーケットストアである当社にとって最も大切なのは、店舗を囲むコミュニティです。そのシェアを確保し圧倒的にすることが当社の基本戦略であります。それにはお客様への対応の仕方や、提供する商品内容がポイントになります。お客様は、店としての内容が良ければ支持を下さるし、そうでなければ他店へいかれる、大変正直な存在でもあるのです。そのお客様を裏切らないよう、当社ではあらゆる面からアプローチし、常に企業としての品質向上を心がけています。

例えば、お客様のニーズの多様化により、品揃えのバラエティだけではなくその質も問われてきました。それに対応すべく登場したのが、コンセプトショップ「フードバスケット」です。これは例えば、魚がうまい場所として有名な漁港の漁師さんと提携して当社のために網をかけてもらい、とれたての魚を毎日午後3時から販売する、といったものです。このように「こだわり」と「自信」のある厳選された食材を扱うのは、「日々の食卓を通して生活を快適にする」ための提案なのです。

従業員の声で気づき、
従業員の意識が会社を変える

少し前のことですが、当社の従業員全員に社内の問題点についてのアンケート調査を実施し、てらいのない回答を求めました。現場の生の声を通して、具体的に課題解決に向けて掘り下げるためです。結果は正直、予想以上に手厳しいものでした。従業員の声には経営に対する不満もありましたし、一方で期待もありました。また、それらが入り交じったジレンマもありました。私はアンケート結果を全従業員に公開し、責任者としてまず率直に「謝罪」しました。その理由は人と組織を動かすパワーは、報酬力だけではなく同一力だと気づいたからです。「一人一人の成長が会社の成長である」とするならば、トップのするべきことは、この同一力を引き出すことです。そして、できると判断したことはその日から変えていきました。例えば会議は、24あったものを一つを残して全てやめました。

また「ビジョン委員会」を設け、7~8名の有志が月に2回、よりよい職場になるために意見を出し合っています。目指すのは、ひとりひとりが自立して、自分の意思をもって働き、それが実現できる職場。そしてその結果、全員が誇れる会社です。文字通り「Our Company」になることですね。

人は自分が会社から大切にされていると実感し、その結果自分以外の仕事やお客様を大切にすることができるのです。会社に集う人たちに熱い思いを発信し、共有してできた心の絆は企業を強く、大きく成長させるでしょう。そのことはお客様の満足に必ず繋がります。「ニシナの強みは人間力」といわれるよう、ソフト面の充実を今後も図っていきます。

価値観を同じくする人

変革途中の当社では、まず当社の基本理念や目的、価値観、社風を理解する人間が必要です。同じ理念を持ち、同じ方向を目指してさえいれば、進み方には個性があってもいいと考えています。ひとりひとりが自分なりに、企業活性化には何が必要か、企業改革がなぜ必要か、を率先して考えられるようになれば、当社はさらに強い会社になっていけるはずですから。当社が、競争する心を持ち、チャレンジ精神と創造心がある人たちの集団になるために、さらに風通しのいい職場環境を作っていくつもりです。

人々の生活がある限り、小売業はなくなりません。食材提供を通してお客様の家庭生活を豊かにしていくためには、まず社員の家庭生活から豊かであることが必要です。そうした自立した個人が集まることで、「人」を主体にした企業展開が可能になるのです。現在を第二の創業期と位置づけ、当社はこの変革期を乗り越えていきます。

(雑誌取材記事より抜粋)

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